発達が気になる子の凸凹

発達が気になる子ってどういうことでしょう?

授業が聞けない
席についていられない
授業が聞けない
席についていられない
不安が強い
お友達関係が非常に苦手
授業について行かれない
忘れ物がとても多い
言葉が遅い
行動が幼い

等々

 

親としてはとても心配になりますね。
何度言ってもできなかったり、話を聞いてくれる様子がないとなってくると

「どうしてこの子はできないんだろう?」
「どうしたらこの子はみんなと同じようにできるようになるの?」

と考えてしまいますよね。

 

親御さんがもっとも気になり、なおかつ触れることが怖いと考えるのは、
いまよく言われる『発達障害』という言葉ではないでしょうか。

どうも何かおかしい。
でも、まさか、そんな。

 

そうですね、『障害』なんて言葉がついたら受け入れ難いですよね。

 

でも、ちょっと待ってください。
『発達障害』かどうか以前に、見ていただきたいのはお子さんの『困り感』。
周りからは

「なんでできないのか。」
「努力が足りないんじゃないのか。」

と言われているかもしれませんが、もしかしたらお子さんは色々と困っているのかもしれません。

私たちはなんとなく、誰もが自分と同じ感覚や感性をもって生きているように感じがちですが、そうではありません。
物の見え方、音の聞こえ方、味の感じ方、匂い、触り心地。
誰かと話し合ったことはありますか?
近い感覚で感じている人もいると思います。

例えば「シャワーを浴びると気持ちいい!」というような感じ。
さっぱりするであったり、快適になるというイメージの感想を言われる方って多いと思います。
『快適』というキーワードが当てはまれば、「そうだよね。」という人が多いわけです。

 

ではこんな感覚の人がいると思いますか?

「シャワーは針に刺されてるみたいで痛い…」

おそらく「?」と思われる方が多いですよね。
でも、これを「何言ってるの?そんなわけないじゃない。」とは言い切れないんです。
自分の感覚と違うというだけで、そう感じている人も実際にはいるんです。

 

でも生まれたときからこの感覚を感じて生きている人は、

「どうしてみんな、こんな痛いのに我慢してシャワーを浴びてるんだろう?」

と思っているかもしれないのです。

不思議に思っていても、「みんな我慢して偉いな」と思ってそのことを口に出しては言わければ、その人の「痛い」という感覚は他の人には認識されないのです。
言葉に出しても、上記のように「そんなわけない」と一蹴されてしまう場合もあるでしょう。

そうなると、この『失敗体験』から、せっかく感覚の違いを訴えてくれていた人は

「自分はおかしいんだ。理解してもらえないんだ。」

という気持ちを持って、話してくれなくなってしまいます。

 

考え方もそうです。
理解が難しいことを

「どうして分からないの?」

と訊かれても、分からないところすら分からない場合もあるのです。
もしも苦手な部分を自分で感じ取っていたとしても、言葉で説明するのは大人だって難しい。

 

目で見たものは覚えるのが得意、でも聞いたことを覚えておくのは苦手。
動くことは得意、でもじっとしていられない。
漢字を覚えるのは得意だけど、人の顔を覚えるのはとっても苦手。
テストの点数はいいけれど、忘れ物がすごく多い。

 

得意なことは凸、苦手なことは凹です。
この凸凹が激しいと、

「あれは得意なのに、どうしてこれはできないの?」

というような、理解されにくい困った感が生まれます。
当人も、できればどうにかしたいのです。
でも、頑張っても難しい。
ほかのことが良くできれば、できないことは目立ちます。
そうすると「サボってる」「努力が足りない」と周囲は考えがちなのです。

 

本来脳が反応するのとは違う場所が反応してしまったり、情報の取り込みが苦手だったり、記憶しているのが苦手だったり。
そんな人達がいます。
脳にだって人によって得意不得意があります。
でも、脳って見えないんですよね。
見た目には分からない部分に得意不得意があると、私たちにはそれが理解しにくいのです。

だから、お子さんの発達が気になったら、お子さんが

何に困っているのか。
なぜ困っているのか。

に注目してあげてください。
そして是非、

何が得意なのか。

も注目してあげてくださいね!

私たちはついついできないことに注目しがちだけど、その子が得意な、その子だから素敵な部分だってたくさんあるんですよ!

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